AWS、Azure、Google Cloud Platform の比較

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Google Cloud Platformの基礎知識

AWS、Azure、Google Cloud Platform の比較

AWS、Azure、Google Cloud Platform の、主要な三クラウドを、いくつかの観点で比較します。

コンピューティング

どのクラウドも、パブリッククラウドの強みを活かし、高度なコンピューティング能力を提供しています。しかし、いくつかの点で異なる点がありため、用途によっては、そうした点を踏まえながら、慎重に比較するべきでしょう。

 Google Cloud PlatformAWSAzure
起動速度
40秒以内

約1分
×
2分30秒以上
VM選択の自由度
コア数、メモリ、ディスクを別々に設定可能

コア数、メモリ、ディスクのセットから選択
(選択肢多)

コア数、メモリ、ディスクのセットから選択
(選択肢中)
 Google Cloud Platform
起動速度
40秒以内
VM選択の自由度
コア数、メモリ、ディスクを別々に設定可能
 AWS
起動速度
約1分
VM選択の自由度
コア数、メモリ、ディスクのセットから選択
(選択肢多)
 Azure
起動速度 ×
2分30秒以上
VM選択の自由度
コア数、メモリ、ディスクのセットから選択
(選択肢中)

仮想マシンの起動速度

仮想マシンを起動する際、起動が完了するまでの時間には大きな違いがあります。どのクラウドも自動スケーリングに対応してはいるものの、この速度の違いにより、対応の柔軟性には大きな差がでることになるでしょう。

AWS:1分程度
Azure:2分30秒以上
Google Cloud Platform:40秒以内

VMの選択方法

マシンタイプの選択方法も異なります。AWS、Azureでは、あらかじめ用意されたマシンタイプの種類から選択しなければなりませんが、サービスもあれば、Google Cloud Platform では、用途に合わせて自由にマシンをカスタマイズですることができます。

AWS:コア数、メモリ、ディスクのセットから選択
Azure:コア数、メモリ、ディスクのセットから選択
Google Cloud Platform:カスタムマシンにより、コア数、メモリ、ディスクを別々に設定可能

たとえば、大容量のSSDストレージを利用したいけれど、高いCPU処理能力は必要ないといったケースでも、柔軟にカスタマイズすることができるため、無駄なCPUリソースに対して支払いをする必要はありません。

コスト

それぞれのクラウドサービスは、料金体系や割引システムに違いがあるため、どのクラウドサービスが最もコスト効率が良いかは用途によって異なります。そのため、料金を正確に計算するためには、それぞれの料金体系と用途を比較する必要があります。

 Google Cloud PlatformAWSAzure
計算方法
分単位

時間単位

時間単位
ディスカウント 自動適用の長期利用割引
プリエンプティブルVM
割引
リザーブドインスタンス
割引
12カ月の前払い割引
エンタープライズ向け割引
 Google Cloud Platform
計算方法
分単位
ディスカウント 自動適用の長期利用割引
プリエンプティブルVM
割引
 AWS
計算方法
時間単位
ディスカウント リザーブドインスタンス
割引
 Azure
計算方法
時間単位
ディスカウント 12カ月の前払い割引
エンタープライズ向け割引

計算方法、課金対象

この三つのクラウドでは、仮想マシンやストレージなどのサービスの利用料金は従量制となっています。しかし、実際には、その計算方法や、課金対象は同じではありません。たとえば、AWS、Azureでは1時間単位での従量課金ですが、Google Cloud Platform では分単位の課金となります。環境の検証や、スパイクへの短時間のスケール等の用途では、短い単位での課金形式の方が、コストメリットが大きくなるでしょう。

AWS:時間単位課金
Azure:時間単位課金
Google Cloud Platform:分単位課金

ディスカウント

クラウド事業者ごとに、ディスカウントの仕組みにも違いがあります。たとえば、AWSでは長期の利用があらかじめ分かっている仮想マシンに対して、数1年~3年のリザーブドインスタンス契約をすると大幅な割引がされるシステムが用意されています。Azureにも、同様の長期契約が用意されています。他方で、Google Cloud Platform でも、このような長期利用に対する割引を用意されてはいますが、事前の契約は必要なく、利用の長さに応じて自動的に適応されます。
また、Azureの大規模なエンタープライズ向けの割引や、Google Cloud Platform のプリエンプティブルVMに対する大幅な割引など、それぞれのクラウド独自のものも用意されています。

AWS:リザーブドインスタンス割引
Azure:12カ月の前払い割引。大規模なエンタープライズ向け割引
Google Cloud Platform:自動適用の長期利用割引。プリエンプティブルVM割引

拡張性・柔軟性

スペックやコスト以外にも、商用ライセンスの正式サポートがそのクラウドで利用できるのかどうか、連携できるサービスにはどのような種類のものがあるのかなどにも違いがあります。

 Google Cloud PlatformAWSAzure

RDBMS
ライセンス利用


MySQLのみ


Oracleサポート有り


Oracleサポート有り

 Google Cloud Platform
計算方法
分単位
ディスカウント 自動適用の長期利用割引
プリエンプティブルVM
割引
 AWS
計算方法
時間単位
ディスカウント リザーブドインスタンス
割引
 Azure
計算方法
時間単位
ディスカウント 12カ月の前払い割引
エンタープライズ向け割引

ライセンス利用

AWS、Azure、Google Cloud Platform では、クラウド内利用できるライセンスにも違いがあります。特にRDBMSに関して、AWSとAzureではMySQL、PostgreSQLなどのオープンソースのものに加え、Oracleを使用することもできます。しかし、Google Cloud Platform のCloud SQLではMySQLしか利用することができません。Google はオープンソースソフトの相性の良さを強みとしていますが、商用ライセンスの正式サポートを必要とする場合には、AWSかAzureを選択する必要があるでしょう。

AWS:Oracleサポート有り
Azure:Oracleサポート有り
Google Cloud Platform:MySQLのみ

データ分析サービスの違い

パブリッククラウドを利用する際、ビックデータの解析基盤として利用するケースも多いでしょう。AWS、Azure、Google Cloud Platform のどのクラウドでも、ビックデータの蓄積・分析のためのデータウェアハウスのサービスが用意されていますが、それぞれ大きく異なった特徴を持っています。

AWSのデータ分析基盤であるRedshiftは、インスタンスを大量に用いて分散処理させることで、最大1.6PBまでスケールアウトすることが可能という強みを持っています。しかし、そうした計算リソースのセットアップを行う必要があったり、チューニングが必要であったり、一定の手間がかかることになります。

AzureのSQL Dataware Houseも、Redshiftのように大規模な並列処理を行う基盤です。Redshiftと比べて、ストレージとコンピューティングを分けて設計できる点、リソースのスケール速度が速い点などが強みとなりますが、Redshift同様の手間と料金がかかることに変わりません。

他方で、Google のデータウェアハウスBigQueryは、この二者とは全く異なった特徴をもっています。ビッグデータの分散処理を行う際、BigQueryでは Google のデータセンター内の大量のリソースが自動的に割り振られるため、利用者は計算リソースを全く意識する必要はありません。料金も、使用したリソースではなくクエリーに対しての従量課金となるため、必要なときにだけ、非常に安価に分析を行うことができます。さらに、数十億行という膨大なデータも数秒で処理ことができるほどの性能を持っているため、リソースの細かいチューニングなどを行わなくとも高速な分析基盤を利用することが可能です。

 Google Cloud PlatformAWSAzure
サービス名 BigQuery Redshift SQL Dataware House
情報 計算リソースの準備が不要 計算リソースの準備が必要 計算リソースの準備が必要
課金方式 クエリー単位の課金 計算リソースへの課金 計算リソースへの課金
チューニング 完全マネージドなため、
チューニングは不要
チューニングが可能 チューニングが可能
性能 ニアリアルタイムな高速処理 性能を変更可能 性能を変更可能
 Google Cloud Platform
サービス名 BigQuery
情報 計算リソースの準備が不要
課金方式 クエリー単位の課金
チューニング 完全マネージドなため、
チューニングは不要
性能 ニアリアルタイムな高速処理
 AWS
サービス名 Redshift
情報 計算リソースの準備が必要
課金方式 計算リソースへの課金
チューニング チューニングが可能
性能 性能を変更可能
 Azure
サービス名 SQL Dataware House
情報 計算リソースの準備が必要
課金方式 計算リソースへの課金
チューニング チューニングが可能
性能 性能を変更可能

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